手書き文字の自動認識、採点、集計が可能な「デジらく採点2普通紙対応版」を開発、7月1日より提供開始

手書き文字の自動認識、採点、集計が可能な「デジらく採点2普通紙対応版」を開発、7月1日より提供開始
~AI技術を活用した独自の画像認識・処理技術を採用し、さらに大幅に教職員の採点時間を削減~

スキャネット株式会社は、2018年7月より、AI技術を活用し、手書き文字の自動認識採点が可能な「デジらく採点2」のソフトウェアを開発、それに対応する「スキャネットシート」を販売していましたが、7月1日より「デジらく採点2普通紙対応版」としてソフトウェアの提供を開始します。

スキャネットでは、創業以来20年以上にわたり、主に教育機関を対象に、OCR*1技術を駆使し、スキャナで読み取ることができるマークシート「スキャネットシート」をはじめ、スキャナを活用した様々なソフトウェアを開発・提供し、定評を得てきました。すでに、大学、高校、中学校、専門学校など教育関係者の約10,000人が利用しており、利用者は全国で約20,000人以上と、業界でトップシェアを誇っています。

「デジらく採点2」は、パソコンで試験問題を採点するソフトウェアで、一文字の手書き文字を自動で認識し、採点する機能があります。選択設問にある複数の解答から選び、カタカナやアルファベット、数字の一文字で記入する設問を、自動で採点することができるようになります。また、解答欄に、解答の文字以外の汚れや鉛筆で書いた線などがあっても、それを読み込まずに解答の文字のみを読み取って、正誤判定を行います。さらに、解答用紙をスキャンした際に、文字が歪んでいたり、文字が薄い場合でも、画面上で見やすいように、くっきりとした文字に自動で変換し、視認性の向上を実現しています。採点した結果は、データとして保管されるため、採点結果の分析も容易に行うことができます。

これまでは、「スキャネットシート(専用用紙)」を販売し、ソフトウェアを無料で提供してきましたが、従来の解答用紙の作成方法に近い形のまま、学校全体でよりデジタル採点が導入しやすいよう、普通紙(コピー用紙)に印刷した解答用紙を使用して、採点が可能なソフトウェアを有料で販売します。なお、このソフトウェアを利用すると、教員が1クラス40人分の定期試験を採点する場合、通常約5時間かかっていたものが、最短約1時間にて採点が完了するため、業務時間の削減が期待できます。

*1 OCR(Optical Character Recognition/Reader):光学的文字認識。手書きや印刷された文字を、イメージスキャナやデジタルカメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術

会社概要

・会社名:スキャネット株式会社
・本社所在地:〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町二丁目6番2号 スキャネットビル
 TEL: 03(4582)3933  FAX:03(4582)3934

お問い合わせ

スキャネット株式会社 広報窓口
TEL:03-4582-3933
E-mail:info@scanet.jp